東京外為市況=106円台前半

2019/08/30 15:25:04

 週末30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。  中国商務省が9月上旬に閣僚級の協議を開催する方向で米国と調整中だと明らかにしたうえ、トランプ米大統領が「本日からこれまでと異なるレベルで協議を再開する」と表明したことから、米中貿易摩擦への過度な警戒感が後退し、投資家のリスク回避姿勢が後退したため、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は106円台半ばで始まった後は、日経平均株価が堅調に推移したものの、週末を控えたポジション調整の円買い・ドル売りが優勢となり、106円台前半での推移となっている。

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