外為市況=金融緩和策への期待感を背景に、107円台前半

2019/09/10 6:00:00

 週明け9日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 12日に定例理事会を開催する欧州中央銀行(ECB)が追加利下げに動くとの観測に加え、来週9月17・18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、連邦準備制度理事会(FRB)も追加利下げに踏み切るとの観測が強まるなど、主要な中央銀行による金融緩和策への期待感を背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、107円台前半での推移となっている。

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