外為市況=米中貿易協議の進展期待から、107円台半ば

2019/09/11 6:00:00

 10日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
 主要な米経済指標の発表がなく模様眺め気分が広がる中、ムニューシン米財務長官が9日、10月上旬の米中閣僚級協議再開を前に協議が進展したと言及したことを背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となったほか、米長期金利の上昇を手掛かりにしたドル買い・円売りが優勢となり、107円台半ばでの推移となっている。

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