外為市況=前日に続き米中貿易協議の進展期待から、107円台後半

2019/09/12 6:00:00

 11日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。
 中国財政省は11日、米国の対中制裁関税への報復として発動した追加関税について、一部を適用対象から除外すると発表。これを受け、トランプ米大統領は11日、「良いしぐさ」と評価する考えを示したことから、米中貿易協議の進展に対する期待感が広がったことを背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、107円台後半での推移となっている。また、本日発表された8月の米卸売物価指数やコア指数が市場予想を上回ったこともドル買い・円売りにつながっているようだ。

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