外為市況=円は反発、一時107円台後半

2019/09/20 6:00:00

 19日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円絡み。
 前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明や、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言が、予想よりタカ派的と受け止められ、早朝のアジア取引時間帯はドル買い・円売りが優勢の展開。一時1ドル=108円40銭台までドル高・円安が進んだ。しかし、日銀の金融政策決定会合で政策の現状維持が決まると、一転してドル売り・円買いの流れとなり、107円台後半まで円が強含みとなった。その後は、本日発表された米経済指標は強弱まちまちとなり、決め手材料に欠けたためか108円付近でもみ合いが続いた。市場では「トランプ米大統領が前日に、対イラン追加制裁を48時間以内に発表するとしており、この内容を見極めたいとの思惑から模様眺めとなった」との指摘が聞かれた。

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