外為市況=狭いレンジ内でもみ合い

2019/09/24 6:00:00

 週明け23日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
 米中貿易協議や欧州経済の先行き不透明感の根強さを背景に、相対的に安全な通貨とされる円がドルなどに対して買われる場面もあったが、全般的にはこの日の東京市場が「秋分の日」の祝日により休場だったことから市場参加者は少なく、積極的な商いが控えられる格好。ドル・円相場は概ね1ドル=107円台半ばでの狭いレンジ内でもみ合う値動きとなった。ただ、市場からは「米中貿易協議の先行き不透明感の根強さに加え、サウジアラビアの石油施設攻撃をきっかけに米国とイランの間で緊張が日増しに高まっていることもあり、円の先高感は依然強い」との声も聞かれた。

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