東京外為市況=円相場は107円台後半でもみ合い

2019/09/26 17:00:00

 26日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。
 前日の海外市場では、トランプ米大統領が中国との貿易協議に関して早期に合意する可能性に言及したことで、米中対立による世界経済の鈍化懸念が後退。投資家がリスク選好姿勢を強めたため、相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが優勢となった。東京市場はこの流れを引き継いで、1ドル=107円台後半で始まった後は、もみ合う展開となった。市場では「月末を控えて、本邦輸出企業のドル売りが見受けられたが、決め手材料に乏しく、全般に様子見ムードが強い」との指摘が聞かれた。

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