外為市況=低調な米経済指標を背景に、106円台後半

2019/10/04 6:00:00

 3日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。
 今週の米経済指標が低調な内容が続いていることで、米景気減速に対する懸念が広がる中、本日発表された9月の米ISM(供給管理協会)非製造業景況指数が前月から大幅に低下したうえ、市場予想も下回るなど、2016年8月以来約3年ぶりの低調な内容となったほか、8月の米製造業受注も3カ月ぶりのマイナスを記録したことを受け、米中貿易戦争などを背景に製造業の業績が悪化し、非製造業にも波及すれば、世界的な景気後退は免れないとの警戒感が広がったことからドル売り・円買いが優勢となり、106円台後半での推移となっている。

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