外為市況=米雇用統計を受け、一時107円台前半

2019/10/05 6:00:00

 週末4日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。
 本日発表された9月の米雇用統計で、景気動向を反映する米非農業部門就業者数が市場予想を下回ったうえ、物価上昇の先行指標として注目される平均時給も市場予想を下回ったものの、失業率が1969年12月以来約50年ぶりの水準に低下するなど、全般的には予想されたほど悪い内容ではなかったとの見方が広がり、一時は107円台前半を付けていた。ただ、その後は週末を控えたポジション調整のドル売り・円買いが優勢となり、106円台後半での推移となっている。

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