東京外為市況=円相場は106円台後半での取引

2019/10/07 17:00:00

 週明け7日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。
 朝方のアジア取引では、米中貿易協議に関し「中国が広範な通商協定合意に消極的」との一部報道を受けて、ドル売り・円買いが優勢となり、一時106円50銭台を付ける場面がみられたが、円買い一巡度は106円台後半に水準を戻してもみ合う展開となった。前週末の米雇用統計は、失業率が約50年ぶりの低水準となる一方で、賃金の伸びが鈍化していることが示されたため、強弱まちまち。市場関係者の関心は、9日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に移っている。

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