外為市況=米NEC委員長の発言を受け、107円台前半

2019/10/08 6:00:00

 週明け7日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 米ブルームバーグ通信は6日、今週予定される次官級と閣僚級の米中貿易協議を前に、中国当局者が議題の範囲を絞り込みたいとの意向を米側に示唆したと報じたことから、米中協議の先行きに対する警戒感が広がり、海外市場では円買い・ドル売りが優勢となる場面が見られた。ただ、その後のニューヨーク市場では、カドロー米国家経済会議(NEC)委員長が7日、米国の証券市場に上場している中国企業の上場廃止は「検討事項になっていない」と述べたことから、ドル買い・円売りが先行したため107円台前半での推移となっている。

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