外為市況=合意なき英国のEU離脱への不安などを背景に、107円台前半

2019/10/09 6:00:00

 8日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 米商務省は7日、中国の少数民族ウイグル族らに対する弾圧の制裁として、監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)や、新疆ウイグル自治区当局など28団体・企業への輸出を原則禁止すると発表したことを受け、10日からの米中閣僚級協議に対する影響が懸念され、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円が買われ、一時は106円台後半での推移となっていた。ただ、その後は合意なき英国の欧州連合(EU)離脱への警戒感から、ドル買い・ポンド売りが優勢となったほか、ユーロもドイツの財政出動への期待後退で対ドルで売られたことなどを背景にドル買い・円売りが優勢となったため、107円台前半での推移となっている。

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