東京外為市況=米中協議への思惑が交錯、一時107円台後半

2019/10/10 17:00:00

 10日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
 米中閣僚級貿易協議を控えて思惑が交錯する中、朝方は1ドル=107円付近を付ける場面があったが、一転して107円70銭付近まで円安・ドル高に振れるなど荒い値動き。午後は概ね107円50銭付近でもみ合い推移となった。米中貿易協議をめぐっては、断片的な情報で楽観論と悲観論が交錯しており、市場では「神経質な値動きが続くだろう」との指摘が聞かれた。

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