外為市況=米中貿易協議の過度な懸念が後退し、107円台後半

2019/10/11 6:00:00

 10日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。
 米紙ニューヨーク・タイムズが、米政府は中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)への製品供給を一部認めるライセンスの発行を計画していると報道されたことに加え、トランプ米大統領がツイッターで、11日に中国の劉鶴副首相とホワイトハウスで会談すると明らかにしたことなどを背景に、本日からワシントンで開催されている米中閣僚級貿易協議をめぐる過度な懸念が後退したため、投資家のリスク回避姿勢も後退し、安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、107円台後半での推移となっている。

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