外為市況=リスク回避姿勢が後退し、108円台半ば

2019/10/12 6:00:00

 週末11日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。
 ジョンソン英首相は10日、アイルランドのバラッカー首相と会談し「英国の欧州連合(EU)離脱合意への道筋が見える」という認識で一致。さらにEUは11日、英国との合意に向けた交渉を本格化させることを決めた。17、18両日のEU首脳会議での妥結は困難だという悲観論が後退するなど、離脱合意への楽観的な見方が広がったことに加え、トランプ米大統領が10日、初日の米中閣僚級貿易協議が「非常に順調だった」と記者団に楽観的な評価を示したことで、協議進展への期待感が広がったため、投資家のリスク回避姿勢が後退し、安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、一時は8月1日以来約2カ月ぶりの円安水準を付けるなど、108円台半ばでの推移となっている。

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