東京外為市況=様子見ムードが強い中、108円台前半

2019/10/15 16:26:10

 連休明け15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
 米国と中国の貿易協議が部分合意に達し、米中貿易摩擦の激化に対する投資家の懸念がひとまず後退したことから、比較的安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は108円台前半で始まった後は、堅調に始まった日経平均株価が引けにかけて上げ幅を拡大したものの、ドル円相場は動意に乏しく、108円台前半でのもみ合いとなっている。市場では、米中貿易交渉は一時進展が期待されたが、中国側がさらなる話し合いを求めていることが報じられ、交渉が順調に進んでいるのが疑心暗鬼のムードが強いという。

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