外為市況=英国のEU離脱案合意への期待から円は軟調

2019/10/16 6:00:00

 15日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 米中貿易協議をめぐる思惑が交錯するなか、中国が米農産品を購入する見返りに米国の報復関税撤廃を求めていると報じられたことで、「第一段階」合意の署名は実現が難しいとの見方が浮上。投資家がリスク回避姿勢を強めたため、一時1ドル=108円10銭付近まで円高・ドル安に振れた。しかしその後、 英国の欧州連合(EU)離脱交渉で、双方が歩み寄りの姿勢を示し、16日にも合意が発表される可能性があると、米ブルームバーグと英ガーディアン紙が報じたことで、一転してドル買い・円売りの流れとなり、108円台後半まで円安に振れた。

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