東京外為市況=模様眺め気分が強まり、108円台後半でこう着

2019/10/17 16:51:58

 17日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 英国による欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」が回避されるとの楽観論が根強い一方、前日の米小売売上高が低調な内容となるなど強弱材料が交錯し、方向感に乏しい展開となった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は108円台後半で始まった後は、豪ドル高になびいてやや円売り・ドル買いが優勢となる場面も見られたが、日経平均株価が小動きとなったことから模様眺め気分が強まり、108円台後半でこう着している。市場では、英国が「合意なきEU離脱」を回避できるかどうかに関心が集まっており、今後の欧州通貨の動向が注目されるという。

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