外為市況=英下院採決待ちで動意薄

2019/10/19 6:00:00

 週末18日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。
 海外市場の流れを引き継いで、NY取引は1ドル=108円台後半で始まった。その後発表された9月の米景気先行指数が予想外のマイナスとなったことで、投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円が買われる展開。108円台半ばまで円高・ドル安に振れた。ただ、英国の欧州連合(EU)離脱問題で、前日にEUと合意した協定修正案の英下院採決を控えて模様眺めムードが強まり、取引中盤以降は108円台半ばの狭いレンジでもみ合う格好となった。英メディアでは僅差で否決される可能性が報じられているが、ジョンソン英首相は議会承認に自信を示している。


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