外為市況=米中協議が進展するとの見方を背景に、108円台後半

2019/10/26 6:00:00

 週末25日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 来週29〜30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や、30〜31日の日銀の金融政策決定会合を控えて見送りムードが強まる中、米通商代表部(USTR)は25日、米中が閣僚級の電話協議を経て、通商合意の部分成立に近づいていると発表したことを受け、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、108円台後半での推移となっている。来週のFOMCでは、米連邦準備制度理事会(FRB)が0.25%の追加利下げに踏み切るとの観測が強まる一方、日銀はマイナス金利拡大見送りが有力視されている。

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