東京外為市況=108円台後半でのもみ合い

2019/10/31 15:26:10

 31日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。  米連邦準備制度理事会(FRB)は30日、連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めたことを背景に米長期金利が低下し、日米の金利差が意識され円を買う動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は108円台後半で始まった後は、日銀金融政策決定会合でマイナス金利の深掘りが見送られたことから円買い・ドル売りが優勢となる場面も見られたが、FOMC、日銀決定会合がともに想定通りの内容となったことで、108円台後半でのもみ合いとなっている。日銀の黒田総裁がこの後の会見でハト派的な発言をした場合、円安に振れる可能性もありそうだ。

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