外為市況=強弱材料が交錯し、109円近辺でのもみ合い

2019/11/12 6:00:00

 週明け11日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円近辺。
 トランプ米大統領は9日、中国との協議は順調だとしながらも、米国にとって適切な内容でなければ合意しないと発言。米中貿易協議の進展に対する期待感が後退したことに加え、香港のデモによるアジアや欧州の株価が下落したことで、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行する一方、英離脱党がジョンソン首相率いる与党・保守党との分裂選挙を回避する方針を表明したことで、首相が12月12日投開票の総選挙に勝利し、欧州連合(EU)離脱をめぐる混迷に終止符が打たれるとの期待感が広がり、リスク回避姿勢が後退するなど強弱材料が交錯したため、109円近辺でのもみ合いとなっている。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ