外為市況=FRB議長の議会証言を受け、108円台後半でのもみ合い

2019/11/14 6:00:00

 13日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 トランプ米大統領が12日の演説で、米中貿易協議の交渉次第では、一部の制裁関税の引き上げも辞さない強硬な姿勢を見せたことで、投資家のリスク回避姿勢が広がり、海外市場で円買い・ドル売りが優勢となった地合いを引き継ぎ、ニューヨーク市場の円相場は108円台後半で始まった後は、注目されていた米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言で、現在の金融政策スタンスは引き続き適切となる公算が大きいと述べ、利上げ休止を改めて示唆したものの、大方の予想通りの内容となったことから模様眺め気分が広がり、108円台後半でのもみ合いとなっている。

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