東京外為市況=円は軟調も、一段の売りにつながらず

2019/11/15 16:35:00

 週末15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。
 米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が14日、米中貿易協議について「非常に(合意へ)近づいている。かなり好ましい雰囲気」と語ったとの報が伝わり、これを受けて投資家のリスク回避姿勢が後退したことから、相対的に安全な通貨とされる円がドルなどに対して売られる格好。ただ、同日に英紙フィナンシャル・タイムズが米中両国の貿易合意に向けた調整が難航していると報じたこともあり、一段の円売り・ドル買いにはつながらず、概ね1ドル=108円台半ばでの値動きとなった。

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