外為市況=米中貿易交渉への期待感が広がり、108円台後半

2019/11/16 6:00:00

 週末15日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は14日、中国との貿易協議が非常に建設的に進んでいるとし、貿易合意に近づいているとの認識を示したほか、ロス米商務長官も15日、米中両国が電話による貿易協議を同日行うとの見通しを示し、「第1段階」合意に署名する可能性が「非常に高い」と指摘したことを受け、米中貿易交渉への期待感が広がったことから、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買うが優勢となり、108円台後半での推移となっている。

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