東京外為市況=108円台半ばでのもみ合い

2019/11/20 15:27:02

 20日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。  トランプ米大統領が19日の閣議で、対中貿易交渉について「合意しなければ、関税をさらに引き上げるだけだ」と述べ、中国側をけん制したことから、米中貿易協議への先行き不透明感が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は108円台半ばで始まった後、米上院が香港人権法案を可決したのを受け、米中両国の対立が先鋭化するとの観測が広がり、円買い・ドル売りが優勢となる場面も見られたが、その後にロス米商務長官が米中貿易協議に楽観的な見通しを示したと伝わったことからドルが買い戻され、108円台半ばでのもみ合いとなっている。

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