東京外為市況=米中関係を眺める中、108円台半ば

2019/11/21 15:27:03

 21日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。  米中貿易協議のいわゆる「第1段階」の合意が12月にずれ込むとの報道や、トランプ米大統領が香港人権法案に署名する見通しと伝わり、米中貿易協議の先行きに対する警戒感が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は108円台半ばで始まった後、日経平均株価が軟調となったことで円買い・ドル売りが優勢となり、108円台前半を付ける場面も見られたが、中国の劉鶴副首相が米中協議について「慎重ながらも楽観」と述べたとの報道が伝わったことからドルが買い戻され、108円台半ばでの推移となっている。

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