外為市況=円は米中貿易協議進展期待を背景に軟調

2019/11/26 6:00:00

 週明け25日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円近辺。
 オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が23日、米中両国が年内に貿易協議「第1段階」の最終合意に至る可能性は依然あるとの見解を表明したほか、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報も25日に第1段階の合意は「極めて近い」と報道。これらに加え、中国政府が知的財産権の侵害に対する罰則を強化する方針を示したことから貿易協議進展期待が再び高まり、投資家のリスク選好意欲が回復して相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して売られやすくなる格好。途中、安値拾いの円の買い戻しなどが見受けられる場面があったもののそれも長くは続かず、欧米株高などを眺めて円は再び軟化し、ドル・円相場は概ね1ドル=109円近辺での取引となった。

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