外為市況=米経済指標などを背景に、109円近辺

2019/12/03 6:00:00

 週明け2日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円近辺。
 11月30日、2日に発表された中国の11月の製造業購買担当者景況指数(PMI)がともに市場予想を上回ったことを受け、海外市場でドル買い・円売りが優勢となった地合いを引き継ぎ、ニューヨーク市場の円相場は109円台半ばで始まった後は、本日発表された11月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数と米建設支出が低調な内容となったことを背景に、米景気の先行きに懸念が広がったほか、トランプ米大統領がツイッターで米連邦準備制度理事会(FRB)に対して「金利を引き下げ、(政策を)緩和する必要がある」などと改めて要求したうえ、ブラジルとアルゼンチンに対する制裁関税を表明したことからドル売り・円買いが先行し、109円近辺での推移となっている。

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