東京外為市況=108円台後半でこう着

2019/12/10 15:22:55

 10日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=108円台後半。  パーデュー米農務長官が9日、市場参加者にとって最大の関心事項である米中貿易協議をめぐり「トランプ大統領が新たな関税の発動を望んでいるとは思わない」などと発言したことを受け、米中両国が第1段階の合意に達するとの期待が高まり、一時ドル買い・円売りが先行したものの、トランプ氏が具体策を示していないことから、ドル買いの動きが限定的となった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は108円台半ばで始まった後は、今週は重要イベントが相次ぐことから模様眺め気分が広がり、108円台半ばでこう着状態となっている。

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