外為市況=FOMC待ちのなか、108円台後半でもみ合い

2019/12/11 6:00:00

 10日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 明日まで開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちのムードが強まるなか、欧州取引時間帯は概ね1ドル=108円50銭〜60銭台で推移した。ニューヨーク取引開始後は、米政府が15日に予定している対中追加関税の発動延期を検討しているとの一部報道を手掛かりに、108円70銭台までドル高・円安に振れたが、一段のドル買いの動きには繋がらず、商い一巡後は同水準でもみ合った。市場では「米FOMCのほか、12日の欧州中央銀行(ECB)理事会、英国の総選挙と重要イベントを控えているため、積極的な商いを見送る向きが目立った」との声が聞かれた。

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