東京外為市況=108円台後半でのもみ合い

2019/12/11 15:22:46

 11日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=108円台後半。  米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版が、米中協議をめぐり、米国による対中追加制裁関税の発動見送りが計画されていると報じられたことで、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は108円台後半で始まった後は、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が、まだ「検討段階にある」と発言したことで、米中協議の先行き不透明感が根強いことに加え、日本時間明日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えて模様眺め気分が強まり、108円台後半でのもみ合いとなっている。

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