外為市況=米中協議進展期待を受けて円は軟調

2019/12/13 6:00:00

 12日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台前半。
 英総選挙の結果待ちのムードが強まったアジア・欧州市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=108円台半ばで始まった。しかしその後、トランプ米大統領が「中国との通商合意に極めて近い」とツイッターに投稿。また、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が関係筋からの情報として「米交渉団が米中通商合意実現と両国の緊張緩和に向け、15日に発動を予定している対中追加関税の撤回や、既に発動している約3600億ドル分の関税を最大50%引き下げを提案した」と報じた。これを受けた米中通商合意への期待を背景に、投資家がリスク選好姿勢を強めたため、相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが活発化。109円台前半まで円安・ドル高に振れた。


関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ