東京外為市況=109円台半ばでのもみ合い

2019/12/13 15:21:18

 週末13日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=109円台半ば。  トランプ米大統領が12日、米中協議について「中国との大規模な取引成立に非常に近づいている」と発信したことに加え、英総選挙の出口調査で保守党勝利の公算が強まったことを受け、投資家のリスク回避姿勢が後退したことから、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は109円台半ばで始まった後、英総選挙で保守党が単独過半数を制する見通しと伝わったことから、一段とリスク選好ムードが高まったほか、日経平均株価が年初来高値を更新する大幅高となったものの、109円台後半では利益確定のドル売り注文が厚いうえ、15日に予定される米国による対中制裁関税強化の発動を控えたポジション調整の円買い・ドル売りが優勢となり、109円台半ばでのもみ合いとなっている。

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