外為市況=円相場は強含み、109円台前半

2019/12/14 6:00:00

 週末13日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台前半。
 米中通商協議進展への期待からアジア・欧州取引時間帯は、概ね1ドル=109円60銭台で推移した。その後、トランプ米大統領が米中協議に関する米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道は「完全に誤りだ」とツイッターに投稿したことで、109円台前半まで円高・ドル安に振れた。しかし、中国政府が「第一段階」の通商合意を発表。また、トランプ氏が15日に予定していた対中制裁関税を発動しないと表明したため、109円60銭付近に水準を戻すなど荒い値動き。取引終盤にかけては、現在発動している対中関税の大半が維持されることが明らかとなったことや、米下院司法委員会が、トランプ大統領弾劾訴追案を巡る採決を実施し、権力乱用と議会妨害の弾劾条項を賛成多数で可決したことがドルの上値抑制要因となり、再び109円台前半まで円が強含んだ。

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