外為市況=円は売り買いが交錯

2019/12/18 6:00:00

 17日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台半ば。
 米中両国が貿易協議「第1段階」の正式合意を発表したことが依然円売り・ドル買い要因となる中、この日発表された主要な米経済指標が総じて良好だったことも円売り・ドル買い材料視される格好。一方で、米中の合意の詳細については、双方の説明に隔たりがあることから先行き不透明感が完全には払拭されておらず、加えてトランプ米大統領の弾劾訴追案が18日にも、野党民主党が過半数を占める下院本会議で可決される見通しとなっていることに円は下支えられ、売り買いが交錯して概ね1ドル=109円台前半での取引となった。ただ、トランプ大統領の弾劾については「そもそもバイデン前副大統領の子息の疑惑に絡んだ問題のはずで、民主党が論点をすり替えているのではないか」と懐疑的な見方もある。

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