外為市況=米株価の下落を受け、108円台後半

2019/12/31 6:00:00

 週明け30日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 年末に伴い休暇を取る市場参加者が多い中、本日発表された12月のシカゴ購買部協会景況指数が市場予想を上回ったものの、米株価が軟調に推移していることから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、108円台後半での推移となっている。ナバロ米大統領補佐官(通商製造政策局長)は30日、米中による第1段階の通商合意書の署名式が間もなく行われるという見通しを示したものの、外為市場の反応は限定的となったようだ。

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