外為市況=イラン情勢の緊張緩和を受けて円安基調

2020/01/10 6:00:00

 9日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台半ば。
 米国とイランがともに本格的な軍事衝突を避けたい意向を示し、イラン情勢の緊張が緩和したことから投資家のリスク回避姿勢が急速に和らぎ、相対的に安全な通貨とされる円がドルなどに対して売られた前日からの流れをこの日も継続。米中貿易摩擦の緩和期待の根強さや、NYダウ平均が史上最高値を更新したことも円売り・ドル買い要因となった一方、急速に進んだ円安・ドル高に対する反動で円を買い戻す動きも見られたためか、概ね1ドル=109円台半ばでの取引となった。

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