東京外為市況=110円付近の円安水準

2020/01/14 17:12:19

 連休明け14日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円付近での取引。  前日の海外市場では、米国が中国の「為替操作国」認定を解除したことで、米中対立が緩和するとの期待感が高まり、相対的に安全な資産とされる円を売ってドルを買う動きが優勢となった。東京市場でも海外の流れを引き継いで始まった後、円は弱含み約8カ月ぶりに110円台で取引される展開となった。市場筋は「米国が中国に対する為替操作国の認定を解除したことと、15日に予定されている米中両政府の『第1段階』の貿易合意が、円安傾向に拍車を掛けた」と語った。

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