外為市況=米中「第1段階合意」に署名も反応薄で109円台後半

2020/01/16 6:00:00

 15日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台後半。
 ムニューシン米財務長官は14日、対中追加関税の見直しは第2段階合意署名後の適切な時期に検討すると述べたことから、米中貿易協議の先行きに対する警戒感が広がり、東京市場では円買い・ドル売りが優勢となり109円台後半を付けた。その後のNY市場では、米中両国が15日、米ホワイトハウスで貿易協議「第1段階合意」の文書に署名したが、合意内容が大方の予想通りの内容となったことで外為市場への影響は限定的となり、109円台後半でのもみ合いとなっている。

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