東京外為市況=様子見ムード漂い動意薄

2020/01/17 16:30:00

 週末17日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。
 米国がカナダ・メキシコとの新貿易協定を批准する見通しとなったことや、昨年12月の米小売売上高が良好だったことなどを背景に円安・ドル高が進んだ前日の海外市場での流れが一服する中、今夜発表される昨年12月の住宅着工件数などといった主要な米経済指標を待ちたいとの思惑から様子見ムードが漂ったこともあり、ドル・円相場は概ね1ドル=110円台前半での動意の薄い値動きとなった。週明け20日の米国市場が「キング牧師誕生日」の祝日により休場となることも、積極的な商いを控えさせる要因となった模様。

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