東京外為市況=新型肺炎への懸念を背景に、109円台半ば

2020/01/23 15:26:12

 23日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台半ば。
 中国で新型コロナウイルスによる肺炎が拡散していることを受け、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は109円台後半で始まった後は、新型肺炎に対する懸念を背景に、軟調に始まった日経平均株価が引けにかけて下げ幅を拡大したことから円買い・ドル売りが優勢となり、109円台半ばでの推移となっている。中国株が軟調に推移していることで、新型肺炎への懸念が蒸し返されているようだ。

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