外為市況=過度のリスク回避姿勢が後退し、108円台後半

2020/02/04 6:00:00

 週明け3日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で、中国国内の死者は361人、感染者は1万7205人に達し、2万人に迫る勢いとなった。ただ、市場の混乱を阻止するため、中国人民銀行(中央銀行)が1兆2000億元(約19兆円)規模の資金供給を発表したことを受け、投資家の過度のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となったほか、本日発表された1月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数が市場予想を上回ったことからドル買い・円売りが先行したため、108円台後半での推移となっている。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ