東京外為市況=円は軟化、一時110円を試す

2020/02/06 16:45:00

 6日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台後半。
 英国や中国で「新型肺炎の治療薬開発に大きな前進があった」との報が伝わって投資家のリスク回避姿勢が後退したことから、相対的に安全な通貨とされる円がドルなどに対して売られた前日の海外市場での流れを引き継ぐ中、中国が対米報復関税の一部を半分に引き下げると発表したことで円はさらに売られる格好。日経平均株価が一時前日比で600円超も上昇したことも円売り・ドル買い要因となり、一時は1ドル=109円90銭台まで円安・ドル高が進行。約2週間ぶり円安・ドル高水準となる同110円を試した。

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