外為市況=米雇用統計などを背景に、109円台後半

2020/02/08 6:00:00

 週末7日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台後半。
 米労働省が発表した1月の雇用統計で、景気動向を示す非農業部門就業者数が市場予想を上回り、好調の目安とされる20万人を2カ月ぶりに上回ったことから、一時は110円を付けていた。ただ、その後は失業率の悪化や平均時給が市場予想を下回ったことが意識されたほか、新型コロナウイルスの感染拡大が引き続き警戒されたことや、米株価が軟調に推移していることなどを背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、109円台後半での推移となっている。

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