外為市況=米経済への楽観的な見方を背景に、111円台半ば

2020/02/20 6:00:00

 19日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台半ば。
 1月の米住宅着工件数や米卸売物価指数、エネルギーと食料品を除いたコア指数などが市場予想を上回るなど、本日発表された米経済指標がいずれも良好な内容となったことから、米経済への楽観的な見方が広がりドル買い・円売りが先行した後も、新型コロナウイルスによる肺炎で、湖北省以外の中国本土で新たに確認された感染者数が減少したことを背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが強まり、一時は昨年5月上旬以来約9カ月半ぶりとなる111円台半ばでの推移となっている。

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