東京外為市況=円は軟調、111円台後半

2020/02/20 17:00:00

 20日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台後半。
 前日の海外市場の流れを引き継いで、東京市場は1ドル=111円台前半で始まった。その後は、中国人民銀行が最優遇貸出金利を3カ月ぶりに引き下げたことを手掛かりにドルを買う動きが先行する展開。中国での新型肺炎感染拡大のペースが鈍化したことも、ドル買い要因となった。欧州勢が参加した取引終盤には111円後半まで円が弱含む格好となっている。市場では「新型肺炎をめぐって、日本の状況を不安視する向きもあり、円が売られやすくなっている」との指摘も聞かれた。

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