外為市況=米経済指標などを背景に、111円台半ば

2020/02/22 6:00:00

 週末21日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台半ば。
 最近の堅調な米経済指標などを受け、前日に昨年4月以来約10カ月ぶりの円安水準となる112円台を付けた。ただ、本日は最近の急激な円安・ドル高地合いに対する反動や、週末を控えたポジション調整のドル売りに加え、本日発表された2月の米製造業PMI(購買担当者景況指数)・速報値が市場予想を下回ったことからドル売り・円買いが優勢となり、概ね111円台半ばでの推移となっている。市場では、新型肺炎の拡散や景気後退懸念が最近の円安・ドル高の要因との見方が浮上しており、来週もこの流れが継続するかどうかが注目されるという。

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