外為市況=新型肺炎の感染拡大を背景に、110円台後半

2020/02/25 6:00:00

 週明け24日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台後半。
 新型コロナウイルスの感染は中国から世界各地に飛び火し、韓国やイタリアで感染が急拡大し、中東でも相次いで感染者の確認が報告されていることを受け、世界経済への打撃を警戒して投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが強まり、110円台後半での推移となっている。前週の円売り局面では、円は安全資産としての地位を失ったとの見方もあったが、本日は改めて安全な通貨としての円買いが見直されたようだ。

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