東京外為市況=新型肺炎への警戒感根強く、円売りは限定的

2020/02/26 16:40:00

 26日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。
 新型コロナウイルスによる肺炎の世界的な感染拡大に対する懸念から欧米株価が大幅続落し、これを受けて円高・ドル安が進んだ前日の海外市場での流れを引き継いで1ドル=110円近辺で始まった後、大幅安で寄り付いた日経平均株価が徐々に下げ幅を縮小していったことから円売り・ドル買いが入り、一時は同110円台半ばまで円は軟化。ただ、新型肺炎への警戒感が根強いためか円売りは限定的で、概ね同110円台前半での取引となった。

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